ピラティスとは

ピラティスとは
STOTT PILATESとは

ピラティスとは

ピラティスというボディワークは、1920年代にジョセフ・ピラティス氏によって生まれました。ピラティス氏はドイツでギリシャ系の両親から生まれています。

元来、体が弱く障害を克服するために禅やヨガやエクササイズを研究しできた独自のボディワークです。ピラティス氏は病弱な体をエクササイズで克服に成功し、30代のときにイギリスに渡り護身術の教師になりました。

間も無く、第一次世界大戦が始まり敵国人として収容されてしまいます。この間にピラティス氏は健康・身体的体力についての考えを更に突き詰め、一緒に収容されている仲間の体で検証していき身体的体力と精神的鋭敏さ、そして体幹の強化と柔軟性を構築するための呼吸コントロールを組み合わせたボディワークの考案を行いました。

それが現代にまで受け継がれているピラティスです。

戦後にピラティス氏はドイツを経てニューヨークにスタジオを開業しました。ニューヨークに向かう船旅の途中で将来の妻となるクララ氏に出会いスタジオを共に運営していくこととなります。ピラティス氏のスタジオは特にダンス界に広まり、腰部・膝・関節の障害からの回復のみならず強靭さやバランス能力を高めるエクササイズとしても有名となりその貢献の幅を広げました。

ピラティスで何ができるか

呼吸のコントロール
姿勢を整える
関節のインナーマッスルを鍛える
コア（体幹）の筋力をつける
骨盤底筋群の筋力をつける
身体の正しい動き方を身体に染み込ませる
負担のない身体へ向け、疲れにくい身体にする
バランス能力を鍛え、身体の軸をつくる
柔軟性を増し、質の良い（伸び縮み）筋肉をつくる
身体の不調を改善する
気分の調子を整える

ピラティス氏はこう伝えています

「10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回で体のすべてが変わる」

10回で気分が良くなる

ピラティスのトレーニングを10回行うと違いを感じます。呼吸が深くなり体温は高まります。生活でも骨盤底筋を引き締めたり、背筋が伸びている感覚を持ちます。レッスンの中で自分の体はどこが弱いのか、鍛えるべきなのかが明確になり自分の体と向き合うことができるようになります。コア（体の中心）の安定がどういうことなのか体感することができ、腹筋が引き締まるのを実感できます。

・ピラティスの呼吸を練習しよう

・ピラティスで扱う骨盤のポジションの練習をしよう

20回で見た目が変わる

ピラティスのトレーニングを20回行うと見た目が変わります。トレーニングにより腹筋が一層鍛えられ、お腹が平らにへこむようになります。太ももの余分な肉がそぎ落とされ隙間ができシャープになります。全身の筋肉が満遍なく強化されて引き締まり、体が柔軟になって軽さを実感できます。背骨の柔軟性が向上してしなやかに動きことができます。筋肉をコントロールできている状態で動くことで身のこなしが優雅になり、体の代謝が上がるため、肌も美しく潤います。精神的にも安定して過ごすことができるようになり、集中力もますため仕事など効率性を持って行動することができるようになります。自分に自信がつきます。

・ピラティスで大切な肋骨について意識しましょう

30回で身体のすべてが変わる

ピラティスのトレーニングを30回すると体のすべてが変わります。エクササイズのレベルが上がることでさらに自分に自信がつきます。腹筋や太ももはさらに引き締まり、全身がしなやかで力強くなります。体重は痩せすぎることなく適正を保ちます。脂肪の代わりに筋肉がつき、肌の張りを保ちながら適正体重となります。筋肉がつくため骨格に合わせた美しいボディラインができます。

均整のある筋肉により骨格が正常な位置に安定するため、腰痛・肩こり・背中の痛みも解消します。精神的にも安定し、トレーニングによってホルモンバランスが良くなることで肌が美しく活性化します。ピラティスがアインチエイジングに効果があるというのはこの点の働きかけによるものになります。

・ピラティスで