自律神経系について大まかに知りたい人へ【眼がいつも疲れている人は対処法を載せています】
目次
なぜか、いつもより調子がいい。元気が出てくるというようなことを感じたので、自律神経系のお勉強と合わせてお届けしたいと思います。
記事に書いてあることをしたから、調子が良かったのかな〜と思っていますが実際はどうでしょう。
簡単にできることなので、記事を読んでみなさんも実践してみてください。
自律神経系とは
自律神経系は、内臓及び血管平滑筋・心筋・腺を支配し、体温調節・循環・呼吸・消化・分泌などの基本的な生命維持機能を調節しています。
その作用は、無意識・反射的であり、体性神経系の場合と異なり随意的な制御を受けません。(この最後の文に関しては、また説明できる記事を書きますね)
交感神経と副交感神経
自律神経には、交感神経と副交感神経があり違いに拮抗的に作用します。
交感神経は身体の活動に働きます。
副交感神経は身体の安静に働きます。
この二つを合わせて自律神経系と呼びます。
人体の正常構造と機能,PP674-675,日本医事新報社
眼球における自律神経系の働き
眼球運動も自律神経系が役割を担っています。
暗いところでは瞳孔が開いて散瞳と呼ばれる状態になります。
明るいところでは瞳孔が狭くなり縮瞳と呼ばれる状態になります。
また、近くを見るときにも縮瞳することでピントを合いやすくしています。
人は瞳孔を開いたり、狭めたりしますがその瞳孔は「遠くの物を見たり」「近くの物を見たり」「暗いところにいたり」「明るいところにいたり」といった自身が置かれる環境の変化によって調節されています。
そして、瞳孔を散瞳させる眼の筋肉を「瞳孔散大筋と呼び交感神経が無意識に動きを支配しています」
また、瞳孔を縮瞳させる眼の筋肉を「瞳孔括約筋と呼び副交感神経が無意識に動きを支配しています」
この瞳孔の「散瞳」「縮瞳」と自律神経系との関係について考えてみたいと思います。
どのような場所にいることが多いですか
みなさんは、普段どのような場所にいることが多いですか?
およそ、たくさんの人が会社にいたり部屋の中にいることが多いとおもいます。
そのときの眼は、「近いところを見たり」することが多いのではないでしょうか?
そうすると、眼はピント調節のために「縮瞳」の状態にあり、「副交感神経が働いている状態」に陥りやすいことが考えられます。
パソコン作業をした後に「なんか疲れた、だるいな」と感じるのはこのようなことも関係しているのかなと思いました。
眼の疲れを取るにはどうすれば良いのだろう
仕事や日常生活で疲れや重だるさを感じてしまう人は、副交感神経が働く時間が多くて「身体がお休みしたがっているのかも」しれません。
普段とは違う状態に身を置いて、交感神経が働くようにも調節することを試してみてください。
具体的には、「遠くの景色を見る」ことがオススメです。
そうすることで、瞳孔が広がって交感神経にスイッチが入ることが考えられます。
福岡にお住いの方は、「大濠公園」にお休みの日に行かれてみてはいかがでしょうか。
実は、最近カメラの指南書を買いまして大濠公園で読みながら遠くの景色を見ていました。すると「なんか活力が出てくる」という気持ちになりました。(カメラの操作を知って楽しかったせいもあるかもしれませんが、、笑)
最初は、遠くの物を見ることはピントが合わなくて難しい方もいらっしゃるかと思います。
でも、根気よく眺めていると眼が慣れてきます。そして交感神経のスイッチが入りやすくなると思います。
最近は、「交感神経を落ち着けよう」というような風潮がありますが、僕のようにパソコンを扱ったりする人は遠くの物を見る機会を作ることでスイッチを切り替えることができそうです。
その日は、指南書に書いてあった撮り方で写真を撮りに回りました。良かったらご覧になってみてください↓
夕方〜夜の時間帯のヨガも自律神経を整えることにオススメです
暗いところにいることも瞳孔が散瞳して交感神経の働きが促されることが考えられます。
エアーの夕方〜夜時間帯のヨガは部屋を暗くしてキャンドルの光を使いながら行っています。
ですので、「リラックス」しながら「元気も出る」レッスンができます。
もし、普段近くを見ることが多くて「身体がだるい」「身体が重たい」と感じる方がいらっしゃったら交感神経のスイッチを切り替える時間をヨガで作って見ませんか?
もちろん、ピラティスでもお待ちいたしております。ご興味のある方はご連絡ください。
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