脚のライン矯正:脚のラインのニュートラルとは!④
脚のラインについて、その③をお伝えしていきたいと思います。
もご覧くださいませ!
脚のラインにお悩みの方へお届けする記事です。
前開きの0脚とは
では、膝が内を向いて、つま先が外を向いてし待っている状態。(安定するための骨盤が不安定で、足先に安定を求めてしまっている状態)
ということを書いていきました。
この時、膝にはねじれる力が働いて、痛い方も少なくありません。
だんだん、痛くなってきます。カラダとしては痛みを避けたいので、膝を外へ向けてつま先と同じ方向を向けるようになってきます。(外旋O脚)
このO脚は、内旋O脚(こちらを参考にしてください)とは違って前で膝が開くような形でO脚になります。
このようにすると、つま先と膝の向きが同じ方向を向くので膝の痛みはいったんは少なくなります。
しかし、先を見越すとO脚によって膝の内側の軟骨がすり減っていったり・骨が欠損したりしてきてしまいます。
この状態で膝に痛みがある方は、病院のリハビリが適応になる場合が多いですが、トレーニングでも行えることはあります。
①まず、お尻の筋肉を伸び縮みさせて徐々に動かしていきます。
②お尻の横の筋肉を伸び縮みさせて徐々に動かしていきます。
③足をマットについて、つま先が正面を向いた綺麗なラインでお尻を使うクセをつけていきます。
*足先で安定するクセを抜いて、お尻の大きい筋肉で安定するクセをつけ直します!
④腿を外向きに動かすように、お尻のトレーンングをしていきます。
お尻の筋肉が弱く・小さくなっているにも関わらず、腿が外向きになってしまっているということは、筋肉で安定しているというよりは、骨で「ガチッと」安定させている状態です。
お尻の横をトレーニングすることで、一度股関節を緩めるようにほぐします。そして、つま先を正面にした状態でお尻の筋肉が使えるようにしていくことをトレーニングで行っていきます。
ここでは、ピラティスの器具が役に立ちます。器具の不安定さを安定させようと、使えなくなっている小さなインナーマッスルが働き出すので、段々と股関節周りが柔らかくなってきます。
この段階の方は、少し時間がかかるでしょうが地道にトレーニングしていくことでライン矯正できますので、頑張ってみませんか。
ピラティスパーソナルトレーニングとは
傾向的にどの筋肉が働かなくなることで、固くなるところ・弱くなるところ、、レッスンを通じてわかってきました。
また、レッスンの生徒様にも脚のラインの修正は喜んでいただいているので、レッスンとは違う形で短期間で脚のライン矯正を行える機会を得たく、ピラティスパーソナルトレーニングのメニューを考えています。ピラティスをライフスタイルに取り入れていただける方が増えると嬉しいです。
脚のスタイルラインを気にされる方が多いように思われますので、矯正したいと思う方は是非お越しになっていただきたいなと思っています。
レッスンとの違い
レッスンとの大きな違いは、「呼吸」の指示が少なくなること・矯正しながら行うことです。
呼吸は止めないことを基本に、動きごとに inhale(吸う)exhale(吐く)の指示が少なくなります。その分動きに集中しやすくなります。
修正
指示やタッチなど軽い刺激によって骨格の位置を正すこと。
レッスンでは、ご自身で姿勢や動き方を修正できるようになるために、修正を行います。
矯正
機械の力や圧迫など比較的強い刺激によって骨格の位置を正すこと。
トレーニングでは、大きな動きに取り組み、筋肉の伸縮を大きくしてライン矯正するため、矯正しながら行います。*矯正による痛みはありません。
10回でのトレーニングを目標に(ご自宅での練習をお願いする場合もあります)脚のラインを矯正していきます。
前後は、ビジュアルバランス(見た目の印象)といってパネルを背に写真を撮影させていただいて比較していきたいと思っています。
今回は、脚のラインのニュートラルポジションのお知らせでした。次も脚のラインについて書いていきたいと思っています。
脚のラインについてご興味のある方は、ご覧くださいませ 😉
ご質問もお気軽にご連絡くださいませ。