木曽11宿 奈良井宿を訪ねる〜江戸と京都を結ぶ街道の1つであった中山道〜
木曽11宿とは、江戸と京都を結ぶ街道の1つであった中山道のうち、急峻な木曽谷を通る街道部分(木曽路)にある11の宿場町の総称として使われています。木曽11宿は、中山道において、当時の宿場町の面影を最も良く残しています。ここを訪れる旅人の多くが、江戸時代へタイムスリップしたようだと感じます。
http://www.japanresort.net/kisoji/010_kisoji/
奈良井宿とは
長野県塩尻市に位置する木曽11宿のうちの一つの宿です。木曽11宿は以下に
- 馬籠宿
- 妻籠宿
- 三留野宿
- 野尻宿
- 須原宿
- 上松宿
- 福島宿
- 宮ノ越宿
- 藪原宿
- 奈良井宿
- 贄川宿
があります。江戸と大阪や京を結ぶ主要街道・中山道には69の宿場町がありましたが、そのうちの木曽11宿が置かれた宿場町を木曽路と呼びます。
奈良井木曽の大橋を越えて、奈良井宿へ歩いて向かいます。木曽地方では、その昔に旅人からの需要もあり木工品の技術が発展しているそうです。木曽ひのきのお箸や漆器が道中の店にたくさん置いてありました。
この大橋も橋脚のない木造の橋としては日本最大級で木曽ひのきを使用して作られたそうです。
木曽の空気は、澄んでいて深呼吸をしたくなります。山からの水が降りてきている水場もたくさんありますが、水もきれいで冷たいです。
このように左右に宿があった名残を見ることができます。写真のように今は、おやきやそばを食べることができる食事処になっていたり、商店として漆器や地元食品をお買い求めいただけます。
昔の民家がそのまま残されている処もあります。漆細工として櫛を旅人がお土産として購入することで栄えた問屋とのことでした。お椀や箸など木曽ひのきの物は軽くて使い易いとのことでした。
1分間ですので雰囲気だけでもご覧になってみてください。
木曽は、僕にとって思い出のある土地です。また、伺いたいと思っていますが今回の訪問を忘れないように残しておきたいと思いました。スマートフォンやパソコンを離れて自然を眺めていると川や水や森などの小さい変化や発見を楽しむことができるということを今回の訪問で改めてわかりました。
どんなことにおいても小さいことに気づくことができるということ、小さいことを楽しむことができるということをこの街や土地や人柄から教わっていたんだなとありがたい気持ちでした。
そんなことを改めて分からせてもらって忘れられない感謝の訪問になりました。