福岡国際マラソン 2017(12/3)踵接地とお尻の筋肉
福岡国際マラソン 2017 大迫 傑 選手 日本人トップゴールおめでとうございます!
ラスト1㎞くらいとゴールを見に行きました。2時間7分19秒 日本人歴代5位です。とてつもなく速いです!
大迫選手は「記録は気にしていなかった。上位争いに食い込んで自分の力を100%出せた」とコメントされているようです。
記録ではなく勝負に挑んだレースだったとコメントから伺えました。「先のことは、地道に練習をこなして質を上げていけば、条件によって記録も出ると思う」ともコメントされていたそうです。
国外で練習して、精神力の強さも感じます!上手になっていく人はやっぱり地道に取り組んでいるようです。「1%の向上を楽しめるような精神性」そんな風にして楽しめたら成果は出てくるんだなと改めて感じました。
いきなり、「0が100」になる訳ではなく、積み重ねが大切なんだということ。そして、大迫選手の少しの向上を記録して伝えてくれるトレーナーが海外にいて巡り合って良かったなと思います。
トレーナーは、自らの経験値から良くなっているところを伝えてくれているようです。(自分で自覚できていなくても良くなっているところはトレーナーから見たらわかるはずです)
おめでとうございました!
踵接地とお尻の筋肉
大迫選手は、フォアフット走行と言われている走り方で、南米・欧米の選手が使う走り方をされているようです。フォアフット(前足部)で地面に接地していく走り方です。
通常は、踵接地またはミッドフット(中足部・足底)接地で地面に接地します。
それは、踵で接地することで、お尻の筋肉が瞬間的に働くためです。ここでのお尻の筋肉の働きは衝撃の緩和で、踵から接地した衝撃を和らげてくれています。マラソンなど脚に負担のかかる競技では特に衝撃をどのようにしてかけないようにするかが一つ大切になってくると思います。
さて、女性のお客様のなかには、ハイヒール・パンプスを職業柄使われている方が多くいらっしゃいます。つま先立ちの状態ですので、大迫選手ならぬ、フォアフットで地面に接地していると言うことになります。つま先で支えることで、足首に近いふくらはぎが働きます。(働き続けます)それによってふくらはぎの筋肉太りを気にされている方も多いようです。
加えて、踵で地面に接地していないことでお尻の筋肉が働く場面が少なくなっていることも多いようです。
そのような方へは、踵を上下させるようにして足首を丁寧に動かします。パンプスで、ふくらはぎを使ってはいるのですが、筋肉自体が伸び縮みできていないことが多いからです。
そして、踵に体重が乗った状態でスクワットを練習して、踵で接地している時にお尻の筋肉が働くように新しいクセ付けをしていきます。練習で意識したことは、日常の無意識のなかでもクセづいてくるので、日常生活でお尻を使える場面が増えてくると思います。お客様も膝から足先にかけてのラインの修正の仕方は日頃も役に立つようで、嬉しいとお声を頂いています。
ピラティスでは、このように体の生理的な働きを取り戻すようにしながら、同時に筋力も強くしていくことができます。
- 最近疲れやすい
- 足の悩みがある
- 軽やかに過ごしたい
など、要望をお持ちの方はピラティスを生活のなかに取り入れてみられませんか。ご興味のある方は、体験レッスンでお待ち致しております。