スイミングのためのピラティス
おはようございます。今日も綺麗に晴れていますね!
昨日も、生徒さまをお迎えしてレッスンが始まりました。週に一回スイミングに通われている生徒さまで、身近なターゲットが「バタフライの息継ぎがスムーズになること」となりました。
僕も、小学生の時までスイミングをしていたこともあって通じる内容がありました。
- イトマンスイミング
- セントラルスポーツ
と強豪と言われるクラブではありませんでしたが、地域のスイミングクラブとしてそれらのクラブに勝つくらいの強さを持っているクラブでした。(神奈川県のことです)
ジュニアオリンピックの予選にも出させてもらいましたが、0.5秒ほどタイムが足りずに本選へは行けなかったことを覚えています。
ピラティスをしている石田ゆり子さんも、水泳をされていたとのこと。全国で活躍していた選手だったと本で読んですごい!と思いました。
頑張っていても勝負の世界で勝ち負けがありますし、ジュニアオリンピックに出場する友達をうらやましがったこと・レベルの高い人同士にしか分らない話題や会話に憧れたこと懐かしいです。
今になってみれば、ただ泳ぐだけで、どう泳ごうというフォームに目を向けれていなかったことが改善点として挙げられます。
「あのとき、もっとこうすれば良かったのではないか」競技の頃は気持ちが強かった分、今でも思い出します。
小学校の授業が終わって18:00~20:30くらいまで毎日泳いでいました。当時の指導はとても厳しかったです。
僕にとっては、とりあえず頑張るという精神が鍛えられた水泳。初心なので、思い出したように大学生の時にはジムのアルバイトで小学生に水泳を教えるコーチもしていました。
嬉しかったことも覚えています。大会のときには、水着やゴーグル・セーム(タオルのようなもの)の移動販売がありました。
大会会場やキャンピングカーのような大きな車に箱に入った水着が売ってありました。ガサゴソと見つけ出すように選んで、買ったもらえたときのことは嬉しかったと覚えています。
それから出会ったピラティスで、例え趣味・嗜好の範囲とはいえスイミングをサポートできることは嬉しいです。
レッスンで取り組むことは競技とはいえ変わりません「使える筋肉・節々を多くすること」「不安定な姿勢の中で安定する(バランス)」ことに取り組みます。
腕を動かすときに背骨を丸めるクセの修正
腕・肩の筋力が弱くなると、それらを動かすときに背骨を丸めて固めるようにして力を出すクセがつきます。すると胸の骨も丸まって猫背のようになります。
スイミングで水中で水を搔くときに、おそらく胸の背骨は丸まっているでしょう。そのあとに体を起こして息継ぎするときには、丸まっている背骨を起こさなくてはいけないため息継ぎもしづらいと思います。
背骨を丸めずに腕を動かして、ニュートラルの状態から体を起こすようになれれば背骨の動きの幅も小さくスムーズに息継ぎができるようになると思います。
姿勢を修正しながら、腕や肩の動きを練習することで胴体周りの筋肉と腕や肩の筋肉を身につけることができます。
「姿勢(ポーズ・フォーム)を意識しながら節々をコントロールする」ことはピラティスの得意なことです。
背骨と節々の動きを調和させて動く、ピラティスの身体哲学も感じていただければ良いなと思います。がんばりましょう!